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小学生でも失敗しない!電磁石ミニコイルの作り方

クラス全員が成功する電磁石ミニコイルで大切なのは、

「目玉クリップ」

でした!!

作り方は以下の4ステップ

①電池ボックスの爪を立てて目玉クリップ装着

②コイルを巻く

③コイルを半分だけ削る時は机に押さえつけて削る

④まっすぐになるように微調整

では以下作り方を解説します。

①電池ボックスの爪を立てて目玉クリップ装着

電池ボックスは学校にあった教材カタログのUCHIDASから一番安いのを選びました。

http://www.uchidas.net/shop/g/g86153458/

楽天市場の以下のものも安くて使いやすそうです。

https://item.rakuten.co.jp/bicosya/8478/

目玉クリップはダイソーで10個入り100円の目玉クリップ(豆)を購入しました。

写真のように爪を立てて、

クリップをつけるだけです。目玉クリップは電気を通す上にコイルを差し込む穴が空いている!そして挟んで安定するので、コイルモーターにはもってこい!!

②コイルを巻く

エナメル線は、濃いエナメル線を購入。普通のエナメル線を削るとき、子どもによっては色が見えにくく、削っているかどうか判断できないので、電磁石の実験は絶対に濃いエナメル線を用意しましょう!!

30cmくらいエナメル線を切り取ります。

切り取ったエナメル線は写真のように両端5cm残して電池に巻きつけます。

余った部分は輪の部分に巻き付けて写真のような形にします。これでコイル部分は完成です。

③コイルを半分だけ削る

勝手に回るようにするにはコイルに電気を流さないといけないので、エナメル部分を削ります。ここで大切なのは

片側は全部削って、片側は半分だけ削る!!!!

全部削る方は楽です。ひたすら全部削りましょう。

半分だけ削る方を子どもは間違えて全部削ってしまうので、写真のように机に抑えつけて、浮かせないようにして削ります。

下の写真のように、なります!!

片側から見たらすぐ手削っているように見えるけれど

ひっくり返すと片方しか削っていないように見えます。この状態にします!

④ 磁石を装着して、まっすぐになるように微調整

まずは電池の上に磁石を起きます。磁石もダイソーで25個入りのものを使います。

もちろん強力な方の磁石を使えばより回りやすくなります!

さあいよいよコイルを目玉クリップの穴に刺して装着です。

ここからのコイルを真っ直ぐにする作業が難しい!!

横から見たり上から見たりしてコイルを真っ直ぐにして回りやすくなるように調整します。

実は目玉クリップのおかげでコイルだけに集中すればよくなります。

なぜかというとよくネットで出ているコイルモーターはゼムクリップを使うものが多いのですが、ゼムクリップを使うと

① クリップの高さ

② コイルが真っ直ぐかどうか

③ 動くクリップを固定する

の三つを調整しなければなりません。しかし!!目玉クリップなら①と③に心配がなくなるのでコイルが真っ直ぐかどうかだけに集中すればよくなります!これだけでかなり楽になります!!

コイルが真っ直ぐになるようにちょこちょこと調整すると。

綺麗に回るようになりますよ!回り始めるとずっと眺めたくなるこの動き。

癒されます。

(回る理由)

コイルに電気が流れると片側がN極、もう片方がS曲になります。

下に磁石の上がN極で、コイルの下側がN極になったら、反発してコイルが回ろうとします。

くるっと回ると、コイルは片側が削られていないので、電気が通らなくなり、コイルは電磁石ではなくなります。

なので回った勢いのまま一周まわってしまいます。

一周回るとまた同じ極になっちゃうので反発してまたまわってしまう。

半周したら電気が流れなくなるのでそのまま一周まわってしまう。

この繰り返しでくるくる回るんですね!!

回らない子がいたときに試すこと

① 磁石をひっくり返す

削った場所と電流の流れの関係で電気が流れた時に、磁石と同じ極になっている場合があります。そうすると回りにくくなってしまうので磁石をひっくり返すと回りやすくなる場合があります。

② コイルの削り具合をチェック

これが一番多いです。削りが甘い、もしくは半分の方を削りすぎてしまうと回りません。

削りすぎの場合はもう一度作り直しましょう!

③ 真っ直ぐかどうか一緒に微調整

どうしても真っ直ぐにできない子もいますよね!

そういう子はできた子と一緒にまわって微修正してあげましょう!

まわった時の感動は心に刻まれます。